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親名義の家を相続した際のトラブル

父親名義の不動産の名義変更が終わらないうちに次男が亡くなってしまった場合を一例として、親名義の家に住むことによって生じる相続トラブルの事例を紹介します。

親が亡くなった後も親名義家に住むことは可能か

親と一緒に同居していた場合、親が亡くなった後も親名義のままの家に住み続けることは可能です。相続が発生しても相続登記をいつまでにしなければならないという期限はなく、放置していても法律違反に問われることはありません。

しかし、相続人が複数いる場合、新たに相続人が見つかった場合、名義変更が終わらないうちに相続人が亡くなった場合などには、名義変更していないことで様々なトラブルが生じるおそれもあります。

不動産の名義変更には費用も手間もかかりますが、トラブルを回避するためには早めに行っておく方がいいでしょう。

名義変更が終わっていないうちに相続人が死亡してしまった場合

父親名義の不動産の名義変更が済んでいない間に相続人の1人である次男が亡くなった場合の事例をみてみましょう。

父親が死亡した時点の相続人は、母親、長男、次男の3人。しかし、父親名義の家の名義変更が終わらないうちに次男も亡くなってしまったことで、次男の財産相続の権利は、次男の妻に引き継がれることに。次男には子どもが1人いたため、父親の不動産相続については、母親、長男、次男の妻、次男の子ども全員の合意が必要となってしまいました。

名義変更を怠っていたために、血のつながりがない次男の妻、そしてその子どもが新たな相続人になったケースです。

しかし、夫を亡くした妻が、子どものために少しでも財産を残してやりたいと考えるのはごく自然なことでしょう。次男が生きている間は相続に何の問題もなかったのに、亡くなったことをきっかけに相続トラブルが生じる可能性があります。

名義変更を放置した際のリスク

親が亡くなって不動産などの財産を残したのに、長年名義変更などの相続手続きを怠っていると、相続人の数が増えて遺産分割がスムーズに進まない可能性が高くなります。時間の経過とともに生活や経済の状況は変化するため、亡くなった当初納得していた内容でも意義を唱えて相続分を主張してくることも珍しくありません。

不動産は売却して現金化すれば分配が可能ですが、不動産売却の際は原則として不動産の名義と所有者が一致していることが必要です。家の名義変更をしないままさらに放置すれば、子ども(被相続人からみれば孫)の代に負担を残すことになります。

名義変更していない相続で争わないために

無用な相続トラブルを避けるためには、土地や建物などの大切な不動産を相続した場合は、名義変更などの相続手続きを速やかに済ませてしまうことが重要です。手続きには戸籍収集や遺産分割協議書の作成などの煩雑な作業が必要。早めに専門家に相談して、手続きを代行してもらうことをおすすめします。